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超指向性音響システム

必要な情報をピンポイントで伝達。

周辺環境に影響されない音のスポットライト

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■特 徴

  • 特定範囲に限定して放送を実施
  • 変調器とスピーカーを一体化
  • 小型・無調整で設置場所を選びません。
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■超指向性音響システムとは?

超音波にAM変調をかけ指向性を持たせることで、従来のスピーカーと比較して音が広がらず、限定した範囲に音を伝えることができます。

従来スピーカー 超指向性スピーカー

■音の伝搬範囲

音の広がり(角度)を2θ°としたときに a(m) 先の音の広がり範囲を半径 b(m)とすると
b=a x tanθ
の式であらわされます。
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一般的なスピーカーの音の広がりは120°程度ですので、スピーカーから10m離れた地点での
放送の可聴範囲は、
b = 10 tan60° = 17.3

つまり半径17.3mの範囲で放送の聴取が可能です。

一方超指向性音響システムでは、音の指向確度が約45°となりますので、10m先での可聴範囲は、
b = 10 tan22.5° = 4.1

つまり半径4.1mの範囲が放送聴取範囲となります。

一般スピーカーでの音の伝搬範囲が 940平方メートルに対して、超指向性音響システムでは
わずか 53平方メートルですから、5%の範囲にのみ放送を伝達することが可能です。

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■応用範囲

この超指向性音響システムの特徴を利用することで、

  • 展示場、博物館などでの音声案内
  • バス停留所などでの行先・到着案内
  • 電車ホーム別案内
  • サイネージ広告

などのシステムへの応用が可能です。

また複数の超指向性音響スピーカーシステムを配置し、焦点を1点に集めることで、

例えば Aチャネルからはメロディー、Bチャネルからはボーカルを流すことで、それぞれのスピーカーの正面から外れると音が聞こえなくなりますが、2地点のスピーカーから流れる音が交わる合成音可聴範囲では、両方の音が合成され、一つの曲が聞こえます。

合成域

実験

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■主な仕様

入力 -15dB/10kオーム   3.5 ミニプラグ用端子
出力音圧レベル 80dB @2kHz (MAX)
指向確度 約45° @2kHz
電源 DC24V :専用アダプタ使用(AC100-240V、47-63Hz)
消費電力 約24W以下
外形寸法 H120 x W180 x D54 mm (取付金具、突起物を除く)
重量 約0.8kg (取付金具含む、ACアダプタ除く)
塗装色 ダークグレー
動作環境 屋内用 0-40℃ ただし結露・氷結なきこと

※注意事項

  • 本体は聴取位置から1.5m以上離して設置してください。
  • 本体付近に他設備の超音波センサーを設置すると、誤動作する可能性があります。

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